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2023年の一発目は、お正月にまつわる雑学をいくつかご紹介します。
まず「正月」とは
地域ごとに違いはありますが、1月7日の松の内までや、1月15日の小正月までを指すのが一般的です。正月には、一年の幸せをもたらすとされる神様「年神様」をお迎えし、もてなす風習が各地にあります。
「おせち料理」
おせち料理(御節料理)は、本来、字のごとく一年の各節句や節日に作られる料理のことを指す言葉でした。やがて、節日の中でも最も重要な正月に食べる正月料理のことを、おせち料理と呼ぶようになったそうです。
本来、正月料理は年神様にお供えし、そのお下がりとしていただく料理とされています。
具材には、それぞれ縁起のいい意味が込められており、家族でその意味を考えながらいただくとより楽しいですね。
「お年玉」
現在は、大人から子供にお年玉袋に入れた現金を渡すのが習慣になっていますが、もとは年神様から新年に新しい魂「年魂(としだま)」を授かることをいいました。年神様は、鏡餅などの「お供え餅」に宿るとされ、そのお供え餅を餅玉にして分けたものが「年魂」です。
家の長が、一年を健康に過ごすために「御年魂(御年玉)」として家族に分け与え、この餅玉を食べる料理が「お雑煮」です。
お年玉がお餅からお金に変わったのは、高度経済成長期の都市部からだと言われています。
「初夢」
初夢は、元日の夜から2日にかけて見る夢のことです。縁起のいい夢を見るとその一年が良い年になるという、古くからある夢占いが由来のようです。
良い夢を見るためには、宝船や獏の絵、「長き世の 遠の眠りの みな目覚め 波乗り船の 音のよきかな(ながきよの とおのねぶりの みなめざめ なみのりぶねの おとのよきかな)」という回文を書いた紙を、寝る前に枕の下に敷いておくと良いという言い伝えがあります。
いかがでしたか?
8回目の今回は、「お正月にまつわる雑学」をご紹介しました。
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